メディア担当の方
引き続き、バナナクイズ中級編となります!
Q2. バナナの品種は世界中でどのくらいありますか?
以下に回答と解説があります。
回答
世界中にはすでに数えられないほど多くの品種のバナナが存在します。
バナナはもともと、Musa acuminataとMusa balbisianaという二つの野生種の交配によって生まれたもので、現在は、栽培品種としてさまざまな環境に適応して多くの種類が存在します。バナナは遺伝的多様性も大きく、さまざまな気候や土壌の条件に適応する品種が作られており、とても大きな豚足バナナとよばれるものや、モンキーバナナのような小さいものなど、形やサイズもいろいろなものがあります。
また、果皮の色も黄色ではなく、モラードバナナなどの赤茶色のもの、ブルージャワのような多少青みがかったものまでさまざまです。味もそれぞれの品種によって違います。
代表的な品種は、2001年に国際なバナナの遺伝資源研究をしているINIBAP(International Network for the Improvement of Banana and Plantain)[1]がムサログ[2]というバナナのカタログを提供しているので、そちらをご覧ください。
[1]INIBAP, https://www.promusa.org/INIBAP(参照2024-7-25)
[2]Musalogue (a catalogue of Musa germplasm): Diversity in the genus Musa, CGIAR,2001, https://cgspace.cgiar.org/items/be299324-86e7-4dbf-8868-25873e91fd62 (参照2024-7-25)
沖縄県でアボカドやバナナなど、他多数の熱帯果樹の栽培をしている。
同時に、それらの栽培方法や果樹の特徴などをyoutubeやブログなどにて情報発信をしている。
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沖縄県でアボカドやバナナなど、他多数の熱帯果樹の栽培をしている。
同時に、それらの栽培方法や果樹の特徴などをyoutubeやブログなどにて情報発信をしている。
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