メディア担当の方
太陽の恵みたっぷりのフルーツを育てるには、知識と忍耐力、そして情熱が必要です。
日本の消費者に届くバナナは、各農園の作業員が、手間暇をかけて丁寧に、手作業で栽培し
収穫しています。
この記事ではバナナが栽培・収穫された後、どのような工程を経て日本まで届けられているかご紹介致します。
選果場では、バナナを「大房」のまま農場でついた泥やほこりを落とし、バナナの切り口から出る果樹液を洗い流すため水洗いされます。
洗浄されたバナナは、形の良くキズのないものが選別されます。
商品規格に合わせてカット、計量し丁寧に箱詰めします。
箱詰めしたバナナは、選果場から港へと運びます。港では、植物検疫が実施され、問題が無ければ植物検疫機関が発行する検査証明書が発行されます。輸出品質基準を満たしているか、抜き取り検査もします。
検査に合格したバナナのみが船に積み込まれ輸出されます。
フィリピンから日本へは約5日の船旅となります。
輸送中、船倉は品質保持のため、バナナに最適な13.5℃に保たれます。
日本の港に船やコンテナが到着したら、すぐにバナナを降ろします。
海外から輸入された農産物は、農林水産省が行う植物防疫法に基づく病害虫の検査と厚生労働省が行う食品衛生法に基づく食品衛生の検査があります。これらの検査に合格したバナナのみが国内に流通することが許されます。
熟成加工施設に運ばれた青バナナ(実際は緑ですが、青バナナと呼びます)は約1週間かけて追熟させます。
追熟加工を行う室(むろ)は、バナナがおいしく熟すために適した温度と湿度に調整され、バナナが呼吸を始めるきっかけとしてエチレンガスを投入します。これにより、バナナのデンプンは糖に変換され甘くて美味しい、黄色いバナナになります。
熟成加工後は日本各地へ輸送され、スーパーなどの各店舗へと届けられます。
この過程においても、美味しく色の鮮やかなバナナを楽しんでいただけるよう、厳重に管理されています。
【参考資料】
ドール 資料「収穫の流れ」
ドール資料「ドールバーチャル産地ツアー 〜バナナの生産工程〜」
ドール 資料「バナナにできること、ぜんぶ」
農林水産省 「海外における野菜・果実の生産管理状況」
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