メディア担当の方
プランテンバナナで楽しむ本場の家庭料理~
ペルーの食卓に欠かせない食材のひとつが「プランテンバナナ」。
見た目は普通のバナナにそっくりですが、その用途はまったく異なります。甘さはほとんどないため、生で食べることは少なく、加熱してはじめて真価を発揮する調理用バナナです。
南米やアフリカなどの熱帯地域で広く栽培されており、じゃがいもやさつまいものように、揚げる・焼く・煮るなど、さまざまな料理に使われています。熟し具合によって食感や風味が変化するのも面白く、青いうちはホクホクとした主食に、熟すとほんのり甘みが出てデザートにもなります。
今回は、そんな万能食材・プランテンバナナを使ったペルーならではの絶品料理をご紹介します。見慣れない食材かもしれませんが、一口食べればその奥深い味わいにきっと驚くはず。
ペルーの家庭で親しまれている、素朴で温かみのあるレシピをぜひご堪能ください。
☆主にペルーのアマゾン地域(例:イキトス、プカルパ)の伝統料理で朝食や軽食として親しまれている。
プランテンバナナ(緑の未熟なもの) | 1本 |
---|---|
豚バラ肉 or 豚のキューブ肉(ブロックベーコンでも可) | 100g |
ラード(豚脂) | 大さじ1~2(揚げ油+仕上げ用) |
にんにく(みじん切り) | 1片分 |
アチオーテ(パウダーまたはオイル) | 小さじ1/2(風味と色づけ) |
黄色唐辛子のペースト(Aji Amarillo) | 小さじ1〜2(お好みで) |
塩・こしょう | 適量 |
チャラピンダ(唐辛子・生/みじん切り) | 1本分(辛さはお好みで) |
ココナ(Cocona・果肉部分) | 大さじ2(他の柑橘でも代用可) |
紫玉ねぎ(みじん切り) | 1/4個分 |
パクチー(みじん切り) | 大さじ1 |
ライム果汁 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
黄色トウガラシのペースト
ソースを先に作る。
ボウルにチャラピンダ、ココナ、パクチー、ライム果汁、塩を入れてよく混ぜる。
混ぜたら冷蔵庫で冷やしておくとさらに美味しくなる。
プランテンバナナの皮をむき、2~3等分にカットする。
油(160℃)でプランテンバナナを柔らかくなるまで5〜6分ほど素揚げする。
同じ鍋または別鍋で豚肉のキューブをカリカリになるまで揚げる。豚から出た脂は取っておく(ラード代わりになる)。
熱いうちにプランテンバナナをすり鉢やボウルでマッシュし、そこに揚げた豚肉と豚の脂(大さじ1程度)を加えて、全体をよく混ぜる。
塩・こしょうで味を調え、手で丸く成形してボール状にする。
出来上がったタカチョに、冷やしておいたソースをかけて完成。
・プランテンバナナを熱いうちに潰すと、なめらかにまとまりやすくなります。
・添える肉(チャルキンやチチャロン)で塩気と旨味のバランスが決まります。
・朝食や軽食としてもおすすめです。
バナナとパイナップルの魅力を情報発信!
バナナとパイナップルの学術的・専門的な情報の網羅性においては、総合的なバナナとパイナップルの専門情報サイトとなっております。
本サイトによる情報発信を通じて、バナナとパイナップルの基礎情報や美容・健康価値の理解の一助になるよう推進してまいりたいと考えております。
プロフィールを見る
バナナとパイナップルの魅力を情報発信!
バナナとパイナップルの学術的・専門的な情報の網羅性においては、総合的なバナナとパイナップルの専門情報サイトとなっております。
本サイトによる情報発信を通じて、バナナとパイナップルの基礎情報や美容・健康価値の理解の一助になるよう推進してまいりたいと考えております。
プロフィールを見る