メディア担当の方
パクチーやナンプラーなどをふんだんに使ったエスニック系の料理の定着や、塩麹などの発酵食ブームに続き、日本でブレイクの兆しがあるのがイスラエル、パレスチナ、レバノン…といった国々をルーツに持つオリエンタル(中近東)料理です。
これは世界的な流行を受けたもので、一足先にアメリカでは中東・地中海料理のファストカジュアル・レストランが急増し、ニューヨークでは専門店も続々と登場。ロンドンやパリでも、評判のレストランやシェフが雑誌で取り上げられたり、レシピ本がこぞって発売されたりするなど、大きなムーブメントになっているようです。
オリエンタル料理とは、野菜やハーブをふんだんに使ったシンプルなもので、ヘルシーなイメージ。例えば、高栄養価で低カロリーと、多くのハリウッドセレブたちを夢中にしたフムス(オリーブオイルを使ったひよこ豆のペースト)やファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)などが代表的な一皿です。
さらに、スパイスやフルーツ、ナッツをふんだんに使うこと。その絶妙な組み合わせで、独特の風味を楽しめるのも魅力のようです。
日本でも注目を集めつつあるオリエンタル料理。なかでもスパイス好きの間で人気が出始めているのが、“デュカ(Dukkah)”。クミンやコリアンダーなどエキゾチックなスパイス類とゴマ、ナッツなどがたっぷり入ったシーズニングソルトです。
ここでは、パイナップルとブロッコリースプラウトのサラダにトッピング。パイナップルの甘酸っぱさとデュカのスパイシーさに食感の楽しさが巧みにミックスされることで、とっておきの味わいになります。
もともと相性のいいスパイスとフルーツ。オリエンタル料理に限らず、さまざまな料理やスイーツ作りで、その組み合わせの妙が楽しめます。
りんごとシナモンやグローブの組み合わせは定番です。また、ジャムを作るときなど、オールスパイスやピンクペッパー、黒こしょうをプラスすると大人の味わいに。さらに、サングリアやカクテルなどにも、フルーツとスパイスの組み合わせは欠かせません。
さて、ご家庭でトライするなら、パイナップルをたっぷり使ったマリネはいかがでしょう。電子レンジを利用すれば簡単。作り置きもできるので、常備菜としても便利です。
コピーワークをメインに、市場、店舗、研究開発機関など食の現場の取材、そこに関わる職人へのインタビューや構成から、シナリオ、小説などまで幅広く携わる。主な作品に「ブラウマイスターと職人」(webレポート)、「dancyuギフトカタログ」、ラジオ番組企画原案など。また、協会冊子オートキャンプハンドブックでアウトドアクッキングレシピなども紹介。NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)アカデミー会員。受賞歴は宣伝会議賞(佳作)、毎日デザイン賞(特選3席)、シナリオセンターグランプリ。現在、日本における自然農の理念を実践する田んぼにて修行中。
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コピーワークをメインに、市場、店舗、研究開発機関など食の現場の取材、そこに関わる職人へのインタビューや構成から、シナリオ、小説などまで幅広く携わる。主な作品に「ブラウマイスターと職人」(webレポート)、「dancyuギフトカタログ」、ラジオ番組企画原案など。また、協会冊子オートキャンプハンドブックでアウトドアクッキングレシピなども紹介。NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)アカデミー会員。受賞歴は宣伝会議賞(佳作)、毎日デザイン賞(特選3席)、シナリオセンターグランプリ。現在、日本における自然農の理念を実践する田んぼにて修行中。
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